2014年07月06日

歌と踊り 第6番(F.モンポウ)


「カタロニア民謡」といえば、リョベートの名編曲によって我々クラシックギタリストにも非常に馴染み深いスペインの民謡集ですが、そのカタロニア民謡のテーマを題材にモンポウが書いたのが、この全15曲からなる「歌と踊り」という曲集です。
元はピアノソロのための曲で(13番と15番を除く)、曲によって「聖母の御子」や「アメリアの遺言」「鳥の歌」といったカタロニア民謡のモチーフが聞こえてきて、繊細でありながら親しみやすく、何より非常に美しい名曲だと思います。


今回はその中から第6番を弾いてみました。
編曲はアリリオ・ディアス(Alirio Diaz)という方で、前半の「歌(Cancion)」の部分のみギターソロ用に書かれた楽譜を使用しました。
例によってまず楽譜ありき(笑)といいますか、CDも含め他のギタリストの方の演奏を一度も聴く機会がないままに自分なりに演奏してみました。


楽譜を読んで真っ先に感じたのは、この曲の持つ深い悲しみの感情です。
静かでありながらあまりに深い哀しみ、孤独、あるいは深い絶望といった感情がひしひしと伝わってきて、その想いの深さ美しさに一瞬で心奪われてしまいました。
「一体どんな気持ちでこの曲を書いたのだろう」と作曲者の気持ちに思いを馳せるたびに、練習しながら何度も涙してしまいました。


この第6番、原曲はEs-moll(変ホ短調)ですが、それをこのギター譜ではD-moll(ニ短調)に移調してありますので、E弦D音が非常に効果的に使われています。
でも元がピアノ曲だからでしょうか、こんなにスローな曲なのに本当に難しかった!
和音の押さえ方が実に難易度高くて、今回の録音にこぎ着けるまでに相当な時間を費やしてしまいました。


とはいえ、心底惚れこんでしまった曲ですのでそんな苦労は大したことでは・・・
いや、ちょっとだけ大したことありましたけれど(笑)でも
心に染み入る素晴らしい曲だと思いますので、ぜひ一度お聴きいただければと思います。
私の拙い演奏でどこまでお伝えすることができるか、はなはだ不安ではありますが、でももしよろしければお時間あるときにでもお気軽に再生ボタンを押していただければと思います。
短調好きの方ならきっとずきゅーん(笑)と撃ち抜かれてしまうかもしれませんよ?

では
どうぞよろしくお願いいたします。


Cancion y Danza No.6


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2014年06月05日

レーモン二題(ポエマ・ノスタルジコ&エルフィーの歌)YouTube動画


以前このブログに載せました、J.M.レーモン氏作曲の
「ポエマ・ノスタルジコ」と「エルフィーの歌」、
今日はこの二曲のYouTube動画を、恥ずかしながら公開してみたいと思います。


以前の記事はこちら
   ↓
ポエマ・ノスタルジコ
エルフィーの歌


一昨年、2013年の暮れに行われた
私の所属する「渡辺隆ギター音楽教室」の年末発表会でのライブ映像となります。

実はですね、この動画
とっくに作ってあったのですが、終わりの部分に一部アクシデントと言いますか、大変お聞き苦しい点がありまして、それでずっと公開をためらっていたわけなのです。
ですがここ最近は新しい録音も思うように進まず、ブログの更新ネタにも大変困っていたという事情に負けまして(汗)
昔の映像を小出しにしてしばらくお茶を濁そうという、あまりに姑息な手段に踏み切ってしまったその第一弾がこの「レーモン二題」なのでした。

その「お聞き苦しい点」につきましては、実際聞いていただくとして
(ほんとに最後の方です)あえて私からのコメントは差し控えたいと思いますが
でもこの時、私の師である主宰の渡辺隆先生がまるで我が事のように怒りを表明して下さったことが大変うれしく印象に残っています。

それでは
よろしければぜひ、ちょっとだけでも聴いてみていただければと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。





posted by nao at 22:14| Comment(6) | TrackBack(0) | 動画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年06月02日

ギター重奏フェスタ


まごまごしている内に、もう水無月となってしまいました。
拙ブログの久しぶりの更新は、とあるステージへの参加のお知らせでございます。

今月6月の29日(日)、東京は品川区、大井町駅前にあります
「きゅりあん(品川区立総合区民会館)」小ホールにて
『第26回 日本ギター重奏フェスタ』が開催されます。

その中の「フェスティバル」の部に、ギターDuo”Pi-ma”として参加することとなりました。
久しぶりの東京でのステージに今から緊張でテンパりまくっておりますが(笑)でも
せっかく授かった機会ですし、いっそ思い切り楽しんでくるつもりです。


オフィシャルサイト&チラシはこちら
   ↓
第26回日本ギター重奏フェスタ
EnsembleFestaLeaflet.pdf


私たちPi-maの曲目は、J.カルドーソの「ミロンガ」というギター二重奏曲ですが、これはいわゆるギター独奏曲として有名なあの「ミロンガ」ではなく
「ポルテーニャ組曲」の第4曲の「ミロンガ」になります。
スリーフィンガーのアルペジオを基調とした、テンポが速く快活なとても楽しい曲です。


ところでこの「日本ギター重奏フェスタ」ですが、日本ギター合奏連盟主催で
「重奏コンクール」も併催されますが、実は私たちギターDuo”Pi-ma”
その昔この「重奏コンクール」に出場したことがあったのです。

あの時は本当に毎日毎日練習漬けで、もちろんそんなに若くもありませんでしたので(汗)
いや心底くたびれ切ってしまって「もうコンクールは懲り懲り」という結論に至りました。
(もちろん、学べたこともたくさんありました)
そこで今回はフェスティバルの方へのエントリーになったわけなのですが
「フェスティバルであれば、まあ多少は気楽に弾いてこれるかな?」という淡い期待も、この出演順をひと目見て、あわれにもこっぱ微塵に砕け散りました(笑)
どっどどどうしてこんなに後ろの方なのでしょう?(汗)
しかも加藤先生の『SSQ』、佐藤先生の『パストラルGQ』の次で
合奏連盟の先生方の『OZ』の前だなんて・・・
そんな位置で演奏できるワケがないじゃないですか!
ううう(泣)
これはイジメだパワハラだあ!!(笑)



というわけで、私たちギターDuo”Pi-ma”
星となってまいります(笑)
そんな私たちの出番はともかく(汗)この「ギター重奏フェスタ」、大変レベルの高いギターアンサンブルのイベントですので、お時間のある方、お近くの方で興味をお持ちの方は
ぜひぜひ会場に足をお運び下さいますようお願い申し上げます。
私たちを笑いに来て下さる方ももちろん大歓迎でございます!(笑)
どうぞよろしくお願いいたします。



模範演奏はこちら
   ↓


posted by nao at 20:50| Comment(7) | TrackBack(0) | 雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年03月13日

良し(吉俣良 〜弦太郎編)


2008年に放映されたNHK大河ドラマ「篤姫」のオリジナルサウンドトラックから
「良し」という曲を弾いてみました。

なあんて偉そうな前口上を述べておきながら、実は私
一度もこの大河ドラマを観たことがなくて、従ってこの曲についても番組内でどのように使われていたのか全く知らないのです。
とはいえ不思議なもので、この「良し」をギターで弾いている方がおられるというのは(後述の弦太郎氏やguitarrakaoさんなど)以前から知っておりまして、Webで聴かせてもらうたび「いい曲だなぁ・・」と思ってはいました。
由来やバックグラウンドを全く知らず、ただ曲から(耳から)入ったという典型的な例でございます。

この曲を編曲された弦太郎氏のサイトから楽譜そのものは既に購入してあったのですが、二重奏版ということもあって今まではなかなか食指が動かず楽譜もずっとしまったままでした。
でも、この曲の大ファンだという友人からの強い勧めもあり、今回気持ちも新たに多重録音にて音源を仕立ててみました。

この「良し」という曲、オリジナルではピアノをメインにオケのバックが入るという編成で演奏されるようなのですが、このようなギター二重奏という形式も非常にこの曲にマッチするように思います。
編曲の弦太郎氏のご慧眼に、改めて尊敬の念を深くしています。
この曲の持つ大きな魅力と編曲の素晴らしさに助けられ、本来多重録音というのは結構しんどいものなのですが(汗)でも非常に楽しく録音作業が出来ました。
ギターの音色にもとても合う大変素敵な曲ですので、もしよろしければお時間のあるときにでもぜひ一度お聴きいただければと思います。


模範演奏&楽譜はこちら
弦太郎氏のWebサイト
MUSIC TRACK



良し 〜ギター二重奏版




あ。そうそう
今回この曲を弾くにあたっての個人的テーマは、ずばり
『郷愁』です!
お聴き下さった方に何らかのカタチで郷愁のような感じを受け取っていただけたとしたら、こちらとしては大成功!なのですが・・
そこでこの録音の終わりの方に、ちょっとした「仕掛け」を仕込んでみました。
この曲の由来も時代考証もまるで無視しためちゃめちゃな仕掛けですので、かえって興醒めにさせてしまう恐れも大なのですが(汗)お叱りは覚悟の上で、それでももしよろしければぜひご意見をお聞かせいただければと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。

(^人^;)


posted by nao at 20:08| Comment(15) | TrackBack(0) | 演奏 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年02月21日

YouTubeアップロード考


このところ、動画の公開が続いている拙ブログですが
YouTubeへアップロードする際にうまく行かずずっと悩んでいたことがありました。

何故だか動画の縦横比(アスペクト比)がちゃんと表示されないのです。
特にサムネイル画像などは、その現象が顕著に現れてしまっていて
まるで昔の東映映画(オープニングなど)をテレビで見たときのように、みょ〜んと縦長に表示されてしまうのです。

本編の動画ならまあ何とか正常な比率かな?という風に見えるのですが、でもそれも
スマホで見てみるとやっぱりみょ〜ん(笑)
自分自身が縦長になって動いているのを見ると、ヘンなのはもちろんですがでも何だか妙に懐かしい感じもしたりして
自分が鶴田浩二にでもなったような気分になれて、まあこれはこれでいっか?なんて思ったりしまして。



・・・ ヾ(・◇・)ノ ピヨピヨ



いえいえ、これでも一応色々調べてはみたのです。
なんでもYouTubeアップロードの時に、タグとして
「yt:stretch=16:9」という文字を登録すると縦横比が治るというので、試してみたりもしましたが
うーんなるほど、多少は良くなったような気もしますが・・という程度で今ひとつ決定的な解決には至りませんでした。

そもそもYouTubeって 16:9 のはず。
そしてこちらの動画も 16:9 で撮影して編集しているはずなのに、なんで??とずっと疑問を抱えたままだったのですが、でもですね
パソコンやインターネット関係の、特にこういった動画サイズなどに関する部分の仕組みって本当に難しくて
管理人の理解力ではとてもとても手に負えるものではないな、と
実は半ば諦めていたのです。
(アスペクト比のほかにも解像度とか、いろいろな要素が絡んでくるようですね)


そして今回、絵画展の動画の公開も3回目となり
そこで「そうだ!」と思い立って、ひとつ試してみたことがあったのです。

私がYouTube用の動画を作るときは、いつもWindows標準装備の
「Windows ムービーメーカー」を使っているのですが
ひとつだけ今までと設定を変えてみました。

ひととおり動画の編集を終えて、いよいよ動画ファイルに仕立てようとする段階で
「ムービーの発行」という項目へ進みますが、そこで
「追加の設定」の項を、今までは
「DVDワイドスクリーンの品質(3.0Mbps)」(720 x 480ピクセル 16:9 フレーム/秒:30)
を選択していたのですが、今回試しに
「HD 720p(5.9Mbps)」(1280 x 720 ピクセル 16:9 フレーム/秒:30)
を選んで、そしてムービーを発行してみました。

するとどうでしょう!
見事に本編からサムネイル画像まで、タテヨコの比率ばっちりの見やすい映像をアップロードすることができたではありませんか!
ほっとするやらうれしいやら、思わず「よーしよしよし」とパソコンの前でガッツポーズを繰り出してしまいました。

私のようなダイヤルアップ世代ですと(汗)容量の重いファイルはそれだけで「罪!」みたいな印象があるのですが、現代のこの高速通信が常識となった世の中では
「5.9Mbps」なんてどってことないファイル容量なのですね。
(だって当時の記録媒体の代表だったフロッピーディスクなんて、たった1.44MBしかなかったんですよ?
って、古すぎですよね。失礼イタシマシタ(汗))


と、とにかく
今度こそちゃんとした動画をお届けすることができ、ほっと胸を撫で下ろしています。
古の東映映画にならなくてよかったぁ(笑)
こうなると、以前にアップした「みょ〜ん映像」も直したくなってきますが、でもそうなると地道に稼いだYouTubeのアクセスカウントがゼロに戻ってしまうのでは?と思ってなかなか踏み切れずにいます。
(カウントを継続したまま動画を入れ替えるというテクもあるらしいのですが)
もう少しじっくり調べてから試してみようと思います。


posted by nao at 21:43| Comment(7) | TrackBack(0) | 雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年02月13日

絵画展ステージご報告(その3)


前回の記事に引き続き
昨年11月の「山田英男氏絵画展」でのステージの映像の続きを
公開してみたいと思います。

今回の映像は、絵画展ステージの後半から
ビートルズの「フール・オン・ザ・ヒル」と
フォーレの『ペリアスとメリザンド』より「シシリエンヌ」
そしておまけに管理人naoのギターソロで
ヘンデルの「サラバンド」をお届けいたします。

あちこちヤラカシてしまってて、突っ込み所満載の恥ずかしい演奏ではありますが
もしご覧いただけたなら大変うれしく思います。
お時間と勇気(!)のある方は、どうぞぜひ一度
「怖いもの見たさ」?(笑)で覗いていっていただければと思います。
どうかどうか、よろしくお願いいたします。












posted by nao at 22:06| Comment(4) | TrackBack(0) | 演奏 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年02月06日

絵画展ステージご報告(その2)


昨年、2013年11月に出演させていただいた
「山田英男氏絵画展」でのステージの映像を、少しずつYouTubeへ載せ始めましたので
こちらのブログでもご紹介させていただきたいと思います。

まあ、詳しくは前回の記事をお読みいただくとしまして(汗)
「絵画展ステージご報告(その1)」
今回はステージ1曲目の「ロンドンデリーの歌」と
2曲目「七つの子」3曲目「小さい秋みつけた」をお届けしたいと思います。
「ギターデュオ・Pi-ma」としてずっとコンビを組んで下さっている、最良のパートナーY氏とのギター二重奏による演奏です。

では、拙い演奏でお恥ずかしい限りですが
もしよろしければちょっとだけでも覗いてみていただければと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。

(お客様、どうか座ぶとんは投げないで下さい!!(笑))

















posted by nao at 20:11| Comment(7) | TrackBack(0) | 動画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年01月25日

あまちゃんのテーマ(大友良英 〜小関佳宏編)


大変ご無沙汰しておりました。
拙ブログ、ようやく更新の運びとなりました。
お待ち下さっていた(数少ない奇特な)方には(笑)
心よりお詫び申し上げたいと思います。
長らくお待たせいたしまして大変申し訳ありませんでした。
さてさて、今年最初の記事はですね
ギター独奏による「あまちゃんのテーマ」をお届けしたいと思います。


・・にしても、すっかり新年ですねぇ。
私の仕事は正月休みというものがないので、どたばたと忙しく過ごしている内に
気付くともうすっかり松の内すら終わってて、何だか世間様から取り残されたような気すらしてきます。

そう、世間様といえば
昨年の流行語大賞に「あまちゃん」も選ばれたそうですね。
他にも数々の賞を受賞したそうで、このドラマの人気の高さが伺えます。

というわけで、この2014年最初の「好ギタ日」は
「あまちゃんのテーマ」しかないでしょう!
と、実は前々から考えておりまして、ヒソカに練習はしていたのですがこれが結構難しくて(汗)
何だかんだと1月も終わりになってしまいました。
今月中に間に合ってよかった・・・

楽譜の方は、現代ギター誌の2013年7月号に掲載された小関佳宏氏編のものを元に、多少手を加えて弾いてみました。
とっても楽しい曲でそれこそノリノリで弾いたつもりなのですが、でも結構指がきちんと回ってなかったりリズムがおかしい箇所もあったりして(汗)実はかなり恥ずかしい演奏してます。
どうかその辺は「ノリ」で聞き流して(というか見逃して)やっていただければ
大変うれしく思います(^^ゞ


ではでは
今年も一年、みなさまにとても良い事がありますように
この曲の楽しいスカのリズムに乗せて、ノリノリでお祈りしています!

あまちゃんのテーマ



おまけ

この動画の存在も、この曲を弾こうと思った大きな動機のひとつでした。
大好きなYouTube動画です。





おまけその2
普段は現代ギター誌なんてまず滅多に買わない管理人なのですが、なぜこの「2013年7月号」だけ持っていたのだろう??と疑問に思っていたのですが(グロンドーナ氏が表紙を飾る号です)
あ。なあんだ自分が載ってたからじゃん!(100ページ)というオチなのでした。ちゃんちゃん。
(結構ミーハーな私(笑))
・・でもそのおかげでこの曲の楽譜に出会えたのですからね。
いや重畳重畳。

posted by nao at 19:40| Comment(6) | TrackBack(0) | 演奏 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年11月16日

絵画展ステージご報告(その1)


前回の記事でご紹介しました「山田英男絵画展」でのステージ、
おかげさまで何とか無事終えることができました。

当日は体調を崩したり準備が足りなかったりで、当人たちとしましては結構残念な思いが強かったのですが
でも終わってみると何だかお客様方がとても喜んで下さいまして、その予想外の好評にもう感謝の気持ちでいっぱいになっています。
今回のステージもまた、聴いて下さったお客様に救われてしまいました。
心からの感謝を申し上げたいと思います。

この絵画展での演奏、終了後もあちこちでいろいろな方がWebやメールなどで取り上げて下さり、それだけでももうありがたい限りなのですが、中でも「Tokoro 10」さんと仰る方がわざわざメールを連絡を取って下さり、演奏中の写真を撮影したのでと言って画像をお送り下さったのです。
こんなにうれしいことはありません。
こうして実に多くの方の真心に支えられて、今回のステージ、何よりこの山田英男氏の絵画展のオープニングセレモニー全体を成功に導くことができたのですね。
関わって下さった全ての方に心からの感謝を捧げつつ、今回のブログでは一挙にどーんと集まった画像を大公開してみたいと思います。

撮影して下さったのは、まず前出の「Tokoro 10」さん
そして今回出演の、ギターデュオPi-maの1stギターYさんのご主人「Sacchin」さん
それから私管理人の奥方様「N」さんです。
貴重な画像を快くご提供下さいましてどうもありがとうございました。

関連サイト:Sacchinさんのニコン・オンラインギャラリー

この山田英男氏の絵画展、栃木県は大田原市の「黒羽たまち蔵屋敷」という会場で開催されましたが、会場そのものが素晴らしく素敵な雰囲気でしたので、展示されている山田英男氏の温かい作品たちと一緒に楽しくご覧いただければと思います。

ではでは
早速始めましょう!



こちらが会場となりました「たまち蔵屋敷」の入口です
Kurayashiki_Entrance.jpg
photo by Sacchin

別の場所に建てられていた本物の蔵をここに移設して、展覧会やコンサートなどのイベント会場として使われているそうです
TamachiKurayashiki.jpg
photo by Sacchin

中に入るとこんな感じ
Venue2.jpg
by Sacchin

天井にはこの蔵の由来を示す文字が
Ceiling.JPG
photo by N

入り口入ってすぐの作品たちです
Entrance.JPG
photo by Tokoro10

奥に進んでみます。
差し込む光がとてもきれいでした
Venue1.jpg
by Sacchin

この会場、屋根裏のような中二階のようなフロアがありまして、そこを控え室(楽屋?)として用意して下さいました
Venue3.jpg
by Sacchin

その屋根裏控え室でリハーサルをしています
Attic_Waitingroom2.JPG
by N

面白いのは、ここ吹き抜けのようになっていますので
リハーサルの音が会場に筒抜けになってしまっています。
Attic_Waitingroom3.JPG
by N
我々演奏者側のイメージですと、リハーサルというものは通常お客様には見せないものなのですが
(「開場→開演」まではお客様は立入禁止、というのがその一般的なパターンですよね)
でもこうした美術系の方々ってその辺がユニークで、お客様が来場されていても
「どんどん練習してていいよー(笑)」と言って下さるのです。
最初はびっくりしましたが、でもリハーサルのヘンテコな演奏でもBGMとして喜んで下さったりして
その懐の広さがとても好ましくなりました。

手前側、まるで風邪引きゴリラのような私です(汗)
WaitingRoom.jpg
by Sacchin

ステージリハの様子です
Rehearsal.JPG
by Tokoro10
このステージリハでは一曲だけ、ゴンチチの「放課後の音楽室」を演奏しました。
本当はアンコール用でしたが、時間の関係で本番ではアンコールはありませんでした。
でも、こんなリハーサルの演奏でも聴いて下さって評価して下さった方がいらっしゃいまして、これは本当にうれしいことでした。

リハーサルも終わり、ステージも出来上がりました
Stage.JPG
by N

素敵な作品に囲まれた、最高の雰囲気を持つ特別なステージです
Pictures.JPG
by N

いよいよ開演です
onBeginning.JPG
by N

セレモニー開会のご挨拶は、主催「山田英男さんを応援する会」のShimoji氏です
be_Referral1.JPG
by Tokoro10

そしてこちらが、同じく「山田英男さんを応援する会」の発起人に名前を連ねる
那須ギャラリーバーン館長のSeino氏です
be_Referral2.JPG
by Tokoro10

私たち、ギターデュオPi-maをご紹介下さっています
Mr_Seino.JPG
by N

バトンを受け取り、いよいよMC交えてステージの始まりです
Speech.JPG
by N

こんな素敵な作品を前にして演奏できるなんて、私たち弾く側にとっても
滅多に出会えない特別なステージでした
Pi-ma.JPG
by N

弾き終えるごとにMCを交えて進行してゆきます
Self_Introduction.JPG
by Tokoro10
ですがこのMCというものが、実は私、特にニガテでして
幸い画像ではよく分かりませんが、そりゃもう緊張して思いっ切りしどろもどろになっています(汗)
演奏中にしゃべらなくていいからクラシック奏者になったはずなのに・・・
(というのは冗談ですけど(笑))

でも、こうして一人がMC入れている間にチューニングをしておくことは
ギターによるライブでの基本でもあります
Music_Introduction.JPG
by Tokoro10

今回、ひとりずつソロ演奏もプログラムに加えました
最初はギターデュオPi-ma 麗しの1st担当(!)Y氏のソロです
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by N

曲は「禁じられた遊び」のテーマ、「愛のロマンス」です
missY_2.jpg
by Sacchin

missY_7.JPG
by N

こうして、作者の山田氏の遺影の横で弾かせていただきました
その響きは天国の山田氏の元へは届きましたでしょうか
Romance.JPG
by Tokoro10

次は ギターデュオPi-ma 伴奏担当 管理人naoの番です
自分でちゃんと自己紹介します(笑)
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by N

曲はG.F.ヘンデルの「サラバンド」
misterT.jpg
by Sacchin

こんなにも素晴らしい作品を描かれた山田氏への
精一杯の追悼のつもりで弾かせていただきました
misterT_3.JPG
by Tokoro10

Soloplay.JPG
by N


というわけで、この絵画展ステージ
無事に終えることができました。
こんなにも素晴らしい機会を与えて下さった関係者の方々には
もう感謝のことばもありません。
After_Concert.JPG
by Tokoro10
こちらは終演直後の光景です。
こうしていろいろな方が温かいお言葉を掛けて下さいました。
正に演奏者冥利に尽きます。本当にありがたいことです。



ご来場下さった方は勿論、関わって下さったすべての方に
心からの感謝を申し上げたいと思います。
私たちにとっても本当に得難い、素敵な体験となりました。
山田英男氏のご冥福を祈りつつ、ご報告を終わらせていただきたいと思います。
DirectMail.jpg
by Sacchin



・・次回は、もしかしたら 
この絵画展ステージの動画をご覧に入れることができるかもしれません。
ご期待下さい!



posted by nao at 20:52| Comment(8) | TrackBack(0) | 雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年10月27日

山田英男絵画展


栃木県は那須高原の森の中に
ギャラリーバーンという名の、画廊というか
素敵な佇まいの美術館があります。

ギャラリーバーン
http://www.barn.jp/
http://blogs.yahoo.co.jp/nasuweb_blog/26945718.html
http://www.geocities.jp/hwfhb259/gallerybarn.html


こちらのギャラリーさんとは以前から懇意にさせて頂いていまして、今まで何度かコンサートまでさせて頂いたこともあるという、私には大きなご恩のある場所なのですが
そんなギャラリーバーンさんへ先日ふらっと立ち寄ってみたところ、思わぬオファーを頂いてしまいまして、それが今回のタイトルの「山田英男絵画展」に繋がるというわけなのでした。

栃木県は大田原市の「黒羽たまち蔵屋敷」という画廊にて、この山田英男さんという画家さんの個展が開催されるそうなのですが、そのオープニングセレモニーの中でギターを弾いてほしい、というのが今回頂いたご依頼の内容でして
私のようなただのギター愛好家にとっては、それはもうどこまでもありがたいこの上ないお話ですので、一も二もなく「ぜひ弾かせてください!」と飛びつきたいところだったのですが・・・

やはり世の中そんなに甘くはありませんよね(笑)
実はこのご依頼にはクリアすべき問題点がいくつか存在してまして、それらを自分の力で解決できなければ決してお受けしてはいけない、というのがまず最初に考えたことでした。
その問題点というのは・・・


・準備期間の少なさ
お話を下さった時点で本番の日まですでに1ヶ月を切っている、という状況でしたので
楽器を弾かれる方であれば、短すぎる準備期間で人前で演奏することがどれだけ危険なことか理解していただけると思います。
常にレパートリーを保持しているプロ奏者ならともかく、単なる一アマチュアにしかすぎない私ですので、自分の実力を振り返ってみてここが最も躊躇した部分でした。

・選曲
こうした絵画美術のような他分野の場で演奏させて頂くとき、一番気を遣うのがやはり選曲だと思うのです。
お客様はもちろん作品を鑑賞に来られるのですから、まずその作品(絵)の雰囲気を壊してしまうような曲は絶対避けなければいけません。
と同時にできるだけ誰もが聴いた事があるような曲を選ぶことも大切だと思います。
展示作品のイメージを壊さず(できればそのイメージをより膨らませてあげられるような)しかもお客様に馴染みの、聴いていて退屈せずに済むような選曲というのは
マニアックな曲ばかり並んでいる(笑)クラシックギターとしては、実は想像以上に難しいものなのです。

・故障
それとあくまで個人的な私自身の問題として、この右手首のケガのことがありました。
9月の”あだたら演奏会”もなんとか無事終わり、あとは年末の教室の発表会へ向けてぼちぼち練習を始めていたところに届いたこの「絵画展」のオファーだったのですが
私のこの手首、実はまだまだ本調子には戻っていなくて、少し本格的に練習をするとすぐまた痛み始めるであろうことは先の演奏会での経験でじゅうぶん分かっていたのです。
しかも今回は極端に準備期間が短いので、もし出演させて頂くとすれば相当無理な練習を積まなければならないことは明らかでしたので
「きちんとした演奏が出来なければ多くの方にご迷惑をお掛けしてしまう」というのが、私が一番心配したことでした。



こうした数々の問題点を並べてみて、私が出した結論は
「ソロでは無理」というものでした。
提示された40分という時間枠を私のギター独奏で埋めることは、こりゃいくらなんでも今の自分にはとても無理だという結論に達しました。
ですが、こんな一愛好家にしか過ぎない私に声を掛けて下さったギャラリーバーンの代表の方のお気持ちを思うと、もうあまりにありがたすぎて
「ごめんなさい。できません」とは決して言えません。

そこで私が導き出した解決策は、私のもうひとつの大切な音楽活動であるギターデュオPi-ma(ぴま)として出演させてもらおう、というものでした。
ギター二重奏であれば、上に並べた問題点(選曲・演奏時間・ケガへの負担)のかなりの部分が一気に解決できますし、音量も表現力もソロの倍の効果が期待できます。
何より、堅苦しいクラシック音楽ではなく誰もが知っているような曲をギターで弾こうとする場合、ソロより重奏という形式の方がはるかに馴染むのではないかと感じるのは決して私だけではないはずです。
そうした要素を鑑みた上で、ここはぜひギター二重奏という形で演奏させてもらえるようお願いしてみようと思ったのです。

幸いギャラリーバーンさんにも、また私が最も信頼する音楽パートナーのY氏にも快諾をいただけましたので、これで晴れてギターデュオPi-maとしてこの
「山田英男絵画展」オープニングセレモニーで弾かせて頂けることとなりました。
このあまりにも短い準備期間と、そして40分の演奏時間のうち半数以上は新曲という大変厳しい条件にも関わらず快くお引き受け下さったギターデュオPi-maの1stギター、Y氏には心から感謝しています。
何より今回このお話を下さり、しかも「二重奏として弾かせて下さい」というこちらの勝手な申し出にも快く了承下さったギャラリーバーンのS氏には、もう感謝のことばもありません。
手首の故障もあり、思うように弾けないことがとても悔しくもありますが、でもパートナーY氏のお力をお借りして精一杯全力で弾かせてもらおうと思っています。

画家 山田英男氏の作品は、下のリンクに今回のチラシを貼らせて頂きましたが
ご覧のように日本の原風景をとても温かいタッチで描かれる方です。
この素敵な作品を引き立てる・・などと偉そうなことは決して言えませんが、せめて邪魔をしないような演奏ができるよう全力を尽くすつもりです。
興味を持たれた方、またお近くにお住まいの方がいらっしゃいましたら
こちらの「山田英男絵画展」ぜひお越しいただければと思います。


「山田英男絵画展」のお知らせ(大田原信用金庫カレンダー)
http://www.tochipro.com/?p=2232

kaigaten.jpg

『山田英男の描くふるさとの絵は
優しく愛情溢れる風景です。
子供たちが草花を摘み虫を追い
おばあさんやおじいさんが田畑で働いている
私たち誰もが体験してきた風景です』

11月2日(土)〜10日(日)10:00〜16:00
(オープニングセレモニーは2日(土)Pm2:00より)
演奏予定曲目
・小さい秋みつけた
・七つの子
・フール・オン・ザ・ヒル
・ロンドンデリーの歌 など

黒羽たまち蔵屋敷
栃木県大田原市黒羽田町636-1
TEL 0287-54-1111

主催:山田英男を応援する会
協賛:大田原信用金庫 大田原市街かど美術館
問い合わせ:ギャラリーバーン TEL 0287-64-2288


ギャラリーバーンのS氏とご家族のみなさま
gallerybarnfamily.jpg
(S氏の作品です)


訃報:
ここで悲しいお知らせをしなければいけません。
こちらの作家の山田英男さん、つい先日ガンでお亡くなりになられたそうです。
享年69歳、個展開催目前にして息を引き取られてしまいました。
さぞご無念だったことでしょう。
「オープニングにギターの生演奏を入れることができますよ」と主催の方が山田氏にご提案下さったとき、喜んで承諾して下さったそうで
そうしたお話を聞いてしまうと、まだ一度もお会いしたことのない方なのに私もとても残念に思えて仕方ありません。
残念ながら追悼展となってしまいましたが、故人のお気持ちに応えることができるよう精一杯心を込めて弾かせてもらってくるつもりです。
がんばってきますね。


posted by nao at 19:47| Comment(9) | TrackBack(0) | 雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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