2020年03月18日

無伴奏チェロ組曲第一番よりプレリュード(J.S.バッハ/佐々木忠編)




えー本日は
「大バッハ通俗的名曲シリーズ」の第三弾ということで
『無伴奏チェロ組曲』より第一番のプレリュード(前奏曲)をお届けしたいと思います。
(えっこのシリーズまだ続いてたの?(笑))

このバッハの手による『無伴奏チェロ組曲』は、全部で六番まで書かれている全世界のチェリストのバイブル的名曲ですが、おそらくこの第一番のプレリュードが最も有名なのではないでしょうか。
私の知るギタリスト諸氏の中でもこの「第一番プレリュード」はやはり非常に人気が高く、多くの方が弾かれているのを耳にしてきました。
そんなこんなで「"通俗的名曲シリーズ"とうたうからにはこの曲は外せまい」との判断から、この第一番プレリュードを弾いてみようと思ったわけでございます。

これだけの名曲そして人気曲ですので、今までもたくさんのギター譜が出版されていますが
今回は佐々木忠氏による編曲譜を使用しました。
原調G-durを1音上げてA-dur(イ長調)へ、そしてE弦Dチューンで弾くという指示がされています。
おそらくこの楽譜こそが、この曲をギターで弾くにはベストの編曲だと思われます。

ではでは、大バッハ先生の無伴奏チェロの名曲、
よかったらぜひ聴いてみて下さい。

もちろんこの第一番のプレリュードだって決して嫌いな曲ではありません。
でも、正直に申し上げてしまうと
「無伴奏チェロ組曲」で私が最も好きなのは実は5番なのです。
(「リュート組曲第三番」としても有名ですね)
で、次に2番ときてあとは4番に6番、
従ってこの1番と3番はあんまり好んで弾きたい方ではなかったりするのです。
ごめんなさいバッハ先生。
でもこれはあくまでも個人的なスキキライの話ですので。
やっぱりどうしても短調の曲に惹かれてしまう私でした。
f(^◇^;)


posted by nao at 19:37| Comment(9) | 演奏 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
naoさま
このシリーズ、待ってました!(^^)!(((o(*゚▽゚*)o)))わーいわーい

映像の中の木が育っていること、カメラアングルがチェンジするおしゃれさ(指が白い!)を楽しみながら聴かせていただきました。・・・一番乗り視聴のような気がして、テンション高くてすいません(^^;)

何より以前よりも豊かな音色に感じる演奏とnaoさまのうれしそうな表情、最高でした。今からもう一回聴きますv( ̄Д ̄)v イエイ

またドンドン聴かせてくださいね(⋈◍>◡<◍)。✧♡
Posted by yukii at 2020年03月18日 22:14

yukiiさま

いつもご覧下さって本当にありがとうございます。
管理人の権限において、謹んで一番乗り認定をさせていただきます。
(認定三回でニューカレドニア5日間の旅プレゼント!(笑))
弾いてる本人も全く気付いていないような、いいトコロをいっぱい探して下さってとても感謝しています。
(指が白い!には思わず大笑いしてしまいました。酵素の力で驚きの白さ。みたいな?)
まだ漠然と考えているだけなのですが、たぶんこれからはこのブログも動画をメインに進めてゆくことになるかと思います。
動画はいろいろ手間もかかって大変なのですが、でもやっぱり弾くのも撮るのも面白いので、これからもいろいろな曲をドンドン弾いてゆくつもりです。
ですのでどうぞこれからもひとつご贔屓に(笑)
何卒今後ともよろしくお願いいたします。
m(__)m
どうもありがとうございました!
Posted by nao at 2020年03月20日 13:50
我が人生は常に二番手になっているようです。

バッハの曲は未だに一曲も手を付けていませんが
中々素敵な曲がありますね。

同好仲間にはバッハは最高と言いながら練習に
取組んでおられる方がいらっしゃります。

バッハに取組む前に最低限練習していた方が後々
役立つ曲をご存知でしたら教えていただきたいです。

この時期コロナ騒動で東京でも高齢者が多い我が
サークルも前回11日がレッスン中止でしたが、
次の28日のレッスンどうするか検討中です。


Posted by Tommy at 2020年03月22日 16:00
Tommyさま

いつもご覧下さりありがとうございます。

新型コロナ、大変な状況になっていますね。
こちら東北地方ではまださほど被害が増えてはいませんが、でもいつヨーロッパのようになってしまっても決しておかしくはないでしょう。
どうかぜひTommyさんも、ご自身を感染から守るよう心掛けて下さいね。

さて、バッハ演奏へ向けての練習ということですが
そうですね、バッハの曲はアルペジオ、スケール、複雑な和音等あらゆる技巧が要求されますので、即効性のある練習というのはおそらく存在しないのではと思います。
やはりトータルでの地道な底上げを目指してゆくしかないでしょう。

おまけにバッハの(時代の)曲に取り組むには、何よりポリフォニー構造を理解し実践しなければいけませんので、これが一番難関かもしれません。

まあとりあえず、今回私が「シリーズ」と銘打って取り上げたこの三曲あたりを実際に弾いてみてはいかがでしょう。
バッハ曲の中ではこの辺が最も平易な曲だと思います。(あとは「アンナ・マクダレーナ」や「アリオーソ」あたりでしょうか?)
ぜひ楽しくがんばってみて下さい。

コメントどうもありがとうございました。


Posted by nao at 2020年03月25日 07:46
いつも完成度の高い演奏を聴かせてくださりありがとうございます。
私も、チェロ組曲1番の編曲は、佐々木氏によるこの調の編曲が落ち着きがあって気に入っています。でも佐々木氏本人による録音は、少しせかせかした感じがして好きでなかったのですが、naoさんの安定した演奏を聴いてやはりいいと納得しました。
Posted by toyo at 2020年04月05日 13:49

toyoさま

お聴き下さりどうもありがとうございます。
過分なお褒めをいただき恐縮するばかりですが、でもとてもうれしく思います。
幸か不幸か(?)私は佐々木忠氏の演奏は聴いたことがないのですが、氏の編曲手腕についてはもう、できるならバッハやバロック曲については氏の手によるものしか弾きたくないと思ってしまう位心酔しています。
まだまだ弾いていない楽譜もいっぱいありますし(つい買い集めてしまいます(汗))これからも少しずつ弾いてゆこうと思っていますので、よろしければまた覗いてやっていただければと思います。
温かいコメントをお寄せ下さりどうもありがとうございました。
Posted by nao at 2020年04月07日 09:29
nao様 長い間更新されていなかったのでどうしておられるのかと思っていました。久しぶりに検索したらなんとブログ復活!?されていたのですね、これからますます楽しみですよろしくお願いします!
Posted by kusu at 2020年04月28日 21:17
くす様

どうもお久しぶりです!
大変ご無沙汰をしてしまいまして申し訳ありませんでした。
またご覧下さってとてもうれしく思います。どうもありがとうございます。

まあプライベートでいろいろありまして(汗)しばらく休止してしまいましたが、でもやはりまだまだ弾きたい曲はたくさんありますし、耄碌して弾けなくなる前にもうひと踏ん張りぢゃ!という意気込みで再開の運びとなりました。
更新ペースはガクッと落ちると思いますが、細々とでもずっと続けてゆくつもりですので、どうぞぜひこれからもよろしくお願い申し上げます。

(なぜだか、くす様に聴いていただけると思うと非常に心強く思えるのです。なぜだらう?)
(^^)
Posted by nao at 2020年05月01日 07:10
naoさま

初めてお便りさせていただきます。
小生定年を迎えてからクラシックギターを本格的にはじめました。(日々練習を楽しんでいます)
バッハのチェロ組曲第1番プレリュードは目標としている曲の一つでして、現在、デュアルテの編曲による版で練習しています。
nao様の見事に弾きこなされている演奏をお聞きし感激しましたが、それとあわせて佐々木忠氏の編曲版の素晴らしさにも感動しているところです。
この版は入手可能でしょうか?お教えいただければ幸いです。
これから次々とアップしていただけるようですので非常に楽しみです。今後とも期待しています。
つたない感想ですみません。
Posted by alhambra at 2022年11月11日 22:37
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