2016年03月15日

ノクターン第2番(F.f.ショパン)佐藤弘和編


名作コミック『ピアノの森』がついに完結を迎えてしまったので
今回はショパンのピアノ曲から「ノクターン」を弾いてみました。
というのは実は半分ウソんこでして(ごめんなさい)去年からずっと練習していたのですが、ようやく何とかまともな録音ができたので早速ブログへアップしてみませうか、とそういう訳だったのでございます。

このショパンさん、実はあまり幸せな生涯を送ったとはいえない方のようで
生まれたポーランドでの絶賛を励みにいよいよ西ヨーロッパに進出して本格的な音楽家デビューだ!と旅立った途端、故郷で勃発した革命(いわゆる11月蜂起)が失敗に終わってしまって結局最後までポーランドに帰ることができませんでしたし、おまけに本人は肺結核にずっと苦しみ続け、39歳の若さでパリにて息を引き取ってしまうのでした。

そんな方の作曲した音楽が胸を打たないはずがありません。(反語)
このノクターンも(恐らくこの第2番が一番有名だと思われます)大変美しい曲で
『夜に想う曲』というタイトルにふさわしい、ロマンチックでチャーミングな愛すべき名曲だと思います。

とはいえ、こうしたピアノソロとして完成された曲をギターで弾くというのは実は想像以上にタイヘンでして f(^ ^;)
単純に考えてもピアノは10本の指で同時に10コの音を出す事ができますが、ギターは無理しても6コが限度、しかも左手で押さえて右手で発音するという構造上、ピアノ曲をそのままギターで再現するというのはどう考えても無理ムリな相談なのでございます。

そういう制約の中でも、この編曲譜は相当優れていると言えるでしょう。
さすが佐藤弘和氏。ショパンの名曲をここまでギター譜に移してもらえたならもう何も言うことはありません。
ショパンのギター編曲といえばタレガ編が有名ですが、でもこの佐藤氏の編曲技術はすでにタレガを軽く凌駕してしまっているのではないでしょうか。
ギターソロでもショパンの曲をこうして楽しめる、という幸せを噛み締めながら(でもやっぱり管理人にはすっごい難しかったです)弾いてみました。
例えばトリルやターンなど、ピアノの詩人といわれたショパンの曲らしく華麗に
「ピロリロリン♪」なんて弾きたかったのに、悲しいかなまるで技術が追い付かず
「デロデロデー」と妖怪大百科みたいになってしまいましたが、もしもそれでもヨイと仰っていただけるならぜひ!さわりだけでも聴いてみてほしいと思います。


Nocturne Op.9-2



ショパンつながりでおまけにもう一曲。
実はこのショパンさん、生涯通して持病の胃潰瘍に悩まされていたそうで(ウソぴょん)
そんな中唯一「この薬は効く!」と、わざわざ日本から取り寄せた薬を大事に服用しておりまして、その胃腸薬『◯田胃散』へ感謝を込めて書いた曲がこのおまけ曲第7番なのでした。
いーいクスリです。(= ̄∇ ̄=) ニヤニヤニヤ

Omake Op.28


posted by nao at 17:15| Comment(6) | TrackBack(0) | 演奏 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
naoさま

聴かせていただきました。うっとり・・・

トリルとかが耳をくすぐり、流れるメロディーに引き連れられてついていくと、ふわ〜〜んと広がる和音に✨を感じます。これは間違いなくギター曲です!そしてnaoさんの代表曲の一つです。

ウソんこ(*´艸`*)でも、ショパンの人生も、佐藤弘和さんの偉大さも、おぉ♪(ノ)’∀`(ヾ)田胃散でもなんでもひっくるめて、(雑ですみません(^^;))すんごく良い演奏でした。

ショパンも喜んでます、きっと胃痛も治ってます(∀`*ゞ)エヘヘ  yukii
Posted by yukii at 2016年03月15日 22:10
あぁ 心疲れて のぞくと いい音色です
やさしい 音色・・・


ショパンは このノクターンを弾く時は
どんな 心境の頃だったのでしょうか

先日の マグダレーナを思うように・・・
しっかり 低音の上に やさしい音色が
乗ってる・・・ なんだか かわいい妖精が
くるくる ショパンと一緒に踊っているようですよ。

夜じゃなくて 朝かもしれないし
まどろみながら 光がさしているような
そこに 女性がいたりして

あぁ〜〜〜 いけません また naoさんが
よろよろ っとしたら 困るので

とても しょはんの事情 ぱん しろん で、○○○○○○ じゃなくって・・・
おぉーーいたわしいでもなくて

ちゃんと ちゃんと kaoの音楽心を
ノックターン!しました
Posted by kao at 2016年03月16日 14:46

yukiiさま

さっそくお聴き下さってどうもありがとうございます。
そしていつも温かい励ましのお言葉を投げて下さり、本当に感謝しています。
若い頃と比べるともうすっかり腕も衰えて、一曲録音するだけでも何度も何度もやり直してようやく何とかでっち上げている、というのが正直なトコロなのですが(恥)でもそんな風にこんなヘッポコ演奏からでも良いところを見つけていただけると今までの苦労も全て吹き飛んでしまいます。
思い遣りあふれる視線で聴いて下さって心から感謝申し上げます。
ホントにどうもありがとうございました。

次の曲もがんばります!ので
(いつになることやら(苦笑))ぜひまた聴いてやって下さいね♪

Posted by nao at 2016年03月16日 19:09

kaoさま

今回も拙い演奏をお聴き下さいまして、どうもありがとうございます。
そして、とってもユーモア溢れるコメントまで......ぷっ
ぶはははは(爆)
もーダメ。面白すぎます。
次々と繰り出されるお見事過ぎる語呂合わせ攻撃に、笑いすぎて段々おナカが痛くなってきました(笑)

でも、こんなへっぽこな演奏でも
息抜きのインスタントコーヒーのような役割が果たせたならこれほど嬉しいことはありません。
気持ちを込めて丁寧に弾くのが精一杯の私ですが、お聴き下さって心から感謝申し上げます。
どうもありがとうございました♪

Posted by よろめきnao at 2016年03月16日 19:32
昨夜Eテレで11時から音楽白熱教室という番組
を妻が見ていたので一緒に見始めたらついつい
引き込まれてしまいました。

タイトルは ”主張する音楽ショパン”
ジョアンナ・マグレガー演奏マズルカの魅力

そして今朝naoさんのブログを見るとショパンの
ギター演奏何か奇遇ですね。

音楽については殆どわからないことだらけの
素人の私でも音楽白熱教室のこの番組はわかり
易かったですね。そしてショパン続きでnaoさん
のギター演奏でショパンも身近になりそうです。
Posted by Tommy at 2016年03月19日 09:22

Tommyさま

いつもお聴き下さいましてどうもありがとうございます。
ピアノ曲をギターで弾くことの難しさ、しかもショパンなどというピアノを代表する完成された曲を弾くことの大変さは記事の中に書いた通りですが、でも反面ギターにはピアノより遙かに多彩な『音色』という武器があります。
今回はできるだけ、私の力の及ぶ限りそこを活かして弾いてみたつもりです。
(でも超一流のピアニストになると、実に見事にギターも顔負けなほど音色の使い分けをされるんですよね。
ハンマーを介してどうしてあれほどの音色を創れるのか、本当に不思議です)
苦労はしても、こうして様々な曲を弾けるギターという楽器は本当に素晴らしいと思います。
ぜひTommyさまも、焦らず一歩一歩取り組み続けていって下さい。
どうもありがとうございました。


Posted by nao at 2016年03月19日 21:35
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