今回は、プホール(プジョールの方ではありません(笑))の
『パレルモ(Palermo)』という曲を弾いてみました。
作曲者のM.D.プホール氏(Maximo Diego Pujol)はアルゼンチンの有名なギタリスト/作曲家の方で、素晴らしいギター曲を何曲も書かれています。
この拙ブログでも何度か取り上げさせてもらっていますが、アルゼンチンの作曲家さんらしくどの曲もタンゴの風味が充分効いててとにかくカッコいいんです!
また、今回取り上げたこのパレルモのようなスローな曲では、タンゴ(正確にはミロンガですね)ならではの哀愁漂う雰囲気がばっちり感じられて、そりゃもうたまりません(笑)
下手っぴいではありますが、心から楽しんで弾くことができました。
ところでこのパレルモ、本来はフルートとギターの二重奏として書かれた
「ブエノスアイレス組曲」の中の二曲目なのだそうで、今回私が弾いた楽譜は作曲者自身が後にギターソロ用に編曲し直したもののようです。
「ブエノスアイレス組曲」は全4曲からなる組曲で、それぞれに
Pompeya(ポンページャ)、Parlermo(パレルモ)、Sun Telmo(サン・テルモ)、Microsentro(ミクロセントロ)
とブエノスアイレス市の地区名が付けられているのだそうですが、ここで初めて知ったのが
「パレルモって、イタリアのシシリー島のあの港町のことではなかったんだ!」ということなのでした。
いやあびっくり。
今まで練習している間ずっと、パレルモとはイタリアの地名のことで、これはそこで行われている音楽祭のことをタイトルにした曲だと思い込んでましたので(そういえばサッカーにもパレルモという名前のチームがあるらしいですね)、
あはは。いやお恥ずかしい限りでございます。
つまり、ろくに曲の由来も調べず楽譜だけでテキトーに弾いているという事実がバレてしまったわけで、いやもう返す言葉もございません(笑)
もっとちゃんとアナリーゼしろよ!ということですね。はい。今後気を付けます!
f(^。^;)ポリポリ
・・・ついでに今回分かったことがもうひとつ。
以前アップした同じM.D.プホール氏の「プラザ・イタリア」という曲も、実はその曲名、アルゼンチンに実在する地名のことだったようです。
このブエノスアイレスのパレルモ地区の中に「イタリア広場」という公園があるそうで、恐らくこの公園のことを由来にした曲なのではないかと思われます。
このパレルモ地区、他に日本人の移住者たちが寄贈した日本庭園などもあるそうで、こうしていろいろ調べるほどますます興味が湧いてきてしまいます。
一度でいいから行ってみたい場所ですね。ブエノスアイレス。
(特にパレルモ地区はすごくおしゃれな街らしく、人呼んで『ブエノスアイレスの代官山』なのだそうです(笑))
ではでは
なんとかしてタンゴの哀愁というものを漂わせてみたいと思ってがんばって弾きましたので
(哀愁というより「脱臭(しろよ!)」という気がしなくもありませんが・・・(ニオイが気になるお年頃(笑))
もしよかったらぜひ聴いてみて下さい。
楽しんでいただけたなら、とてもうれしく思います。
では
どうぞよろしくお願いいたします。(^人^)
Palermo
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! 今年の私の目標・・・
もう少し 大人にならなきゃ。
・・・・そして
でこぼこを直して、落ち着いて しっとり やさしく弾けるようになりたいです。・・・
・・・そんな気分の2月・・・kao
そんな気分にさせてくださったということを
書き残しちゃった。・・・・(TT)あぁぁ〜〜
Kaoさま
いつも聴いて下さって
ほんとうにありがとうございます。
でも
何となく元気のないご様子・・・
大丈夫ですか?
確かに、毎日暮らしているといろいろな事が起きてきます。
中には辛くてしんどいこともあるでしょう。
でも
何かが起きるということは、少なくとも前に進んでいるということですから
悪い意味ばかりではないのかもしれません。
大丈夫!
私たちにはギターがあるじゃないですか。
(*^^*)
たまには自分の気持ちをぶつけるような弾き方をしてみるのも
もしかしたら大事かも・・・
そうして、もし気持ちをすっきりさせることができたなら、新しい道筋が見えてくるかもしれません。
だからきっと大丈夫。
いつか必ず希望が叶う日がやってきますから!
もう今年も半分過ぎて、振り返ってみると無難に過ごした結果なのか(;'∀')結構充実してる自分がいます。
そんな今日この頃、この曲を聴いてつい、夏空(まだ梅雨明けてないですが💦)を見上げてしみじみしてしまいました。
二重奏の時と同じ曲とは思えない哀愁があふれていますね。。。
編曲の違いもあるでしょうが、naoさんのこの演奏とても好きです(@⌒ー⌒@)
プホールさんがブエノスアイレスにある街を題名につけて、どんな雰囲気を表そうとしたのか?作り手の手を離れて演奏者がどういう解釈で表現するのか?・・・ギターって本当に器用にこなしますね。
織り交ぜて聴かせていただき、とってもとってもよかったです!!一粒で二度おいしかったです(^ω^)ペロペロ yukii
yukiiさま
こんな古い記事にまで目を通していただき、何よりそんな温かい視点で聴いて下さいまして本当にありがとうございます。
ほんとに心から感謝しています。
何を隠そう、実は私もこのギターソロ版の編曲がいちばん好きだったりしまして(照)
「うわー泣ける!」と叫びながら何度も練習したのを思い出します。
(まあ、あまり曲にのめり込み過ぎて弾いてしまうと、そうした演奏はかえって聴き手には伝わらなかったりしてしまうのですけどね。
そのさじ加減が、音楽の果てしなく難しく、そしてどこまでも面白いところなのかもしれません)
あのねyukiiさま
プホールのなかでもこの「パレルモ(ソロ版)」でしたらさほど難易度は高くないと思いますし、何よりこれほど雰囲気のある曲ですので、是非ぜひいつか弾いてみてほしいと思うのです。
バッハをあれほどがんばっておられたyukiiさまならきっと大丈夫!すごく楽しんで弾けるはず。
差し出がましいのは承知で、強くお勧め申し上げます。
よろしければぜひ、いかがでしょう?
(^_-)-☆
どうもありがとうございました。