2011年10月19日

アランフェス協奏曲(ライブ動画)


みなさんに影響を受けて、何だかすっかり動画作りにハマってしまった管理人です(笑)
そこで今回は、以前このブログでお伝えした(2011年8月17日『コンサートのお知らせ』
「ギタリスタスあだたら演奏会」のライブ映像から
アランフェス協奏曲の第二楽章をギター二重奏で演奏したシーンをお送りしたいと思います。
演奏は、独奏ギターパートを 森湧平氏
2nd(オケ)パートを 高瀬直之というヒトが(笑)担当しています。
この日の演奏会では 5名の方が出演されまして
それぞれのソロ演奏のあとでこのアランフェス二重奏の出番があり、そしてコンサートの最後に全員合奏によるKiroroの「未来へ」が演奏される・・という構成でした。
(詳しくはこちらのサイトをご覧下さい:渡辺隆ギターホームページ

このアランフェスを二重奏で弾いてみたい、というのは積年の私の夢でして
(でもギターを弾かれる方ならきっと誰もが憧れる名曲ですよね)
今回森湧平くんというすごいギタリスト氏を得て、初めて実現することができました。
拙いながら編曲に取り組んでみましたが、いやあ苦労しました(笑)
なんたってオケをバックに演奏される協奏曲をギター二重奏にしてしまおうというのですから、そもそも無茶な話です。

最も腐心したのは、カデンツァ(独奏ギターの見せ場)の最後のラスゲアードが終わって、二本で最初のテーマを弾くところでした。
ここ原曲ではオケのフル合奏でどかんと弾かれる部分なのですが(独奏ギターは休みになります)ここで最初のテーマをどう聴かせるかこそがこの曲のキモだと思うのですね。
でもたったギター二本ではなかなか思うような表現に至らず、何回も編曲し直しましたっけ。
気持ち的には思いっ切りフォルテでどかんと(!)行きたかったのですが、でもやり過ぎて音色が壊れてしまっては元も子もありませんし、でもここはオケの迫力がどうしても必要なところですので大変苦労しました。
(編曲者&演奏者としては、今でもちょっと不満が残っている部分ですね)

ですが!
特筆すべきはやっぱり 独奏ギターパート担当の森湧平氏のこの演奏です!
このギターを聴いていただきたくて今回公開に踏み切ったようなものです。
卓抜したテクニックはもちろん(例えばこのスケールの鮮やかさなんて、ただただため息ものです)
何よりこの深い哀愁の表現こそが実に素晴らしくて、彼の持つこの「音楽」を届けたくて
今回弾かせてもらったようなものなのです。
練習中もずっと真隣でこの深い表現を聴かせてもらって、もう鳥肌立ちっぱなしでした。
いやあ至福の時間でした。うらやましいでしょう?(笑)
(というかちゃんと練習しろよ!って感じですよね)

その彼、森湧平氏には今回独奏ギターパートを担当してもらい、ソロ部分は完全に原曲の楽譜通りに弾いてもらってます。
実はその上に薄いオケパートの響きも補てんしてもらってますので、タネを明かせば
「ギター協奏曲」として原曲通りに弾くよりはるかに過酷な労働を強いてしまいました(笑)
それでも難なく弾きこなしてしまうところが彼のものすごいところです。
(相当な体力も必要とされたことでしょう)

演奏会でのライブ映像ですので、お互いミスもありますしそういった意味では決してよい演奏ではないかもしれませんが、でも精一杯心を込めて弾かせてもらいましたので
もしよろしければぜひ、ちょっとだけでもご覧になっていただければと思います。
若者らしく溌溂とした気持ちのいい、でも反面若さに似つかわしくない深い深い表現を併せ持つ独奏担当の森くんのものすごいギターと、となりでゆらゆらしている不気味な海坊主(!)の醸しだす得体の知れないコラボレーションを(笑)よかったらぜひ楽しんでいっていただければと思います。
(あはは・・・たらーっ(汗)
どうぞよろしくお願いいたします。


アランフェス協奏曲 第二楽章(ギター二重奏編)



posted by nao at 18:47| Comment(2) | TrackBack(0) | 動画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
 すばらしい演奏ですね。
この曲のサビのメロの部分だは聞きますが、二重奏でのフル演奏は初めて聞きました。
演奏・編曲ともすばらしいです。二人の息も音色もぴったりです。ほんと感動しました、またすばらしいDUOを聞かせて下さい。

 未来へも聞かせていただきました、今の状況とダブって自然と涙が・・・・
Posted by くす at 2011年10月25日 20:15

くす様

いつもご覧下さってどうもありがとうございます。
自分の動く姿をお目にかけるのは非常に気恥ずかしいものがありますが、でもそんな風に評して下さるととても励まされます。
「未来へ」の方も見て下さってほんとにありがとうございました。
こんな時にコンサートなんて・・という批判も覚悟の上での演奏会でしたが、でもふたを開けてみると満席のお客さまにご来場いただけまして、今回は特にお客さまに恵まれた演奏家だったように思います。
こんな時だからこそ、音楽のチカラに助けられてよい演奏が出来たのかもしれません。
これからも精一杯がんばってゆこうと思います。
どうぞ見守ってやってて下さいませ。

ほんとうに
どうもありがとうございました。


Posted by nao at 2011年10月26日 21:35
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