アグスティン・バリオスの『大聖堂』
クラシックギターにとってあまりにも有名な名曲ですが、昔コンサートで演奏した時の動画が出てきたので久しぶりにYouTubeに載せてみることにしました。
2010年9月に福島県三春町の「三春交流館まほら」小ホールで行われた、あだたら演奏会での映像となります。
この『大聖堂』、ギタリストなら誰でも一度は憧れる超名曲ですが、それだけに難易度もハンパじゃなく、管理人もそりゃもうものすご〜〜く苦労した覚えがあります。
こうして映像を見返してみても余裕なんてどこにもなく、とにかく大きな破綻を来さないよう必死になっている姿が痛々しくて、とてもとても涙なしには見られない演奏となってしまいました(ハンケチ必須)
でも、やっぱりずっと憧れ続けてきた曲でしたので、何とか弾き終えたときの達成感はやはりとても大きなものがありました。
「こんな曲、とても弾ける日が来るとは思えない」と半ば諦めつつ、でも地道にコツコツと(しつこく・・とも言う)積み重ねてゆけば、物事何とかなるものかもしれませんね。
とにかく、へんてこヘタレな大聖堂ですが(恥)もしよろしければちょびっとでも見てやっていただければと思います。
どうかどうか、よろしくお願いいたします。
◇大聖堂
La Catedral
A.Barrios "Mangore"
1.Preludio(Saudade)
前奏曲(郷愁)
2.Andante religioso(宗教的アンダンテ)
大聖堂に満ちる人々の祈り
3.Allegro solemne(荘重なアレグロ)
礼拝を終え去ってゆく人々の感動の余韻