2014年11月26日

オリエンタルワルツ(國松竜次)


國松竜次というギタリスト氏がおられます。
このブログでは何度も取り上げさせていただいている方ですし、紛れもなく現代日本を代表するギタリストの一人に数えられる方のはす。
でもなぜか驚くほどにあまり知られていず、氏の大ファンの私などはそれがとても悔しくて、それでついこうして機会があるたびいろんな所で強く推してしまうのです。
技巧的にもものすごいものをお持ちですし
(氏の「ナイトクラブ」や「エスクアロ」を一度お聴きになってみて下さい。紛れもなく世界のトップレベルにも比肩するテクニックを発揮されています)
何より曲を「唄う」ことに関しては、日本人ギタリストの誰よりも秀でたものをお持ちだと思うのです。
それこそ今すぐ「現代ギター誌」の表紙を飾ってもちっともおかしくない方だと思うのですが、いまだそんな流れは起きてこないことが本当に不思議でなりません。


今回の『好ギタ日』は、そんな國松竜次氏のオリジナル曲
「オリエンタル・ワルツ」をお届けしてみたいと思います。
もしかして覚えておいでの方もいらっしゃるかもしれませんが(もしそんな方が本当にいらっしゃったなら、もう感謝感激。ひれ伏して感謝申し上げます)以前このブログで一度録音を公開したことがある曲なのですね。
あの時は第1楽章のみでしたが、今回はオリエンタル・ワルツ全三楽章を全曲通して動画で載せてみました。
私たち日本人にとって「オリエンタル」と言われて浮かんでくるものといえば、そう
シルクロードとか、中近東とか、ペルシャ絨毯とか、アラジンドビンハゲチャビンとか(笑)そういったイメージだと思うのですが、音楽の世界でも確かに「オリエンタルスケール」という音階があったりします。
(ド・レ・ミ♭・ファ♯・ソ・ラ♭・シ)
この國松氏の書かれた「オリエンタル・ワルツ」、そういったオリエンタルでエキゾチックな雰囲気を濃厚に漂わせた不思議な心地よさを持った曲だと思うのですが、決してそれだけには留まらず
私たち日本人の琴線に触れるような、心の奥底に秘めた深い悲しみや孤独、哀切といった感情まで内包しているような、そんな深い曲だと思うのです。
そこがこの國松竜次氏の、作曲家としても並々ならぬ力量を持つということの何よりの証明ではないでしょうか。


管理人としましても、力の及ぶ限りこの曲の持つ感情の深い部分を表現しようと全力を尽くしたつもりですが、如何せん力量のなさに悔しい思いを禁じえません。
でも、曲の素晴らしさはきっと分かっていただけるはず。
もしも興味を持っていただけたなら、是非一度お聴きいただければと思います。

(今年の9月に行われた、郡山市で開催された「あだたら演奏会」でのライブ映像となります。
全曲通して15分ほどかかってしまいますが、願わくばぜひ1楽章から3楽章まで続けてお聴きいただければと思います)


オリエンタル・ワルツ 第1楽章



第2楽章



第3楽章


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posted by nao at 20:32| Comment(16) | TrackBack(0) | 動画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年11月14日

酔いどれたち(J.C.コビアン 〜飯泉昌宏編)


えーそれでは(こほん)、前回に続きまして
今回もギターデュオPi-maの演奏をお届けしたいと思います。

曲はファン・カルロス・コビアン(Juan Carlos Cobian)作の『酔いどれたち(ロス・マレアードス Los Mareados)』、アルゼンチンタンゴのスタンダードともいえる名曲です。
今回使用したギター二重奏用の楽譜は、日本のタンゴギター奏者飯泉昌宏氏の編曲によるもので、実はコレ、あの福田進一氏・E.フェルナンデス氏のデュオでも全く同じ楽譜で演奏されているんですね。
でも、私たちギターデュオPi-maとしましては、できる限りこうしたプロの演奏に影響されずに自分たちの力だけで楽譜を深く読み取って表現を作ってゆくよう努力したつもりです。
特にこの曲では、お互いあくまで公平に意見やアイディアを出し合って、いろんな事を試しながら心から納得できる表現が作れたという実感を得ることができました。
この動画は、今年の9月21日に郡山市のミューカルがくと館で行われた「ギタリスタスあだたら」の演奏会での模様となります。
よろしければぜひ一度、ご覧になっていただければと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。


酔いどれたち

posted by nao at 10:15| Comment(7) | TrackBack(0) | 動画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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